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針ノ木岳 2008年4月26日
扇沢
5:20
出合い
8:15
針ノ木峠 
9:38
扇沢 
11:30
 

何だかハッキリしない天気予報だったけど、午前中ぐらいは何とかなりそうだったので、Aさんと一緒に針ノ木岳へ登ることにする。

 

 
扇沢 大雪渓 出合い手前
 

狙いが的中したのか、大町へやってくると北アルプスが綺麗に見渡せる。

扇沢駅では、立山へ行く人達の車で賑わっていたけど、針ノ木方面へ出かける人は、ほとんどいないようだ。とりあえずスキーを担いで河原に降りてみるも、雪崩が運んできた石が多くて、少し歩いてからスキーを装着。カチカチの斜面に手こずりながら堰堤を越えていくと、遥かかなたに大量のデブリが見えてきた。

デブリの末端までやってくると雪が降ってきた。振り向けば怪しい雲も現れてきて、この先どうしようかと悩んでいると、再び良い天気になってきた。天気が悪くなるのは時間の問題なので、とりあえず出合いまで進んで今後の事を考えることにする。

 

 
針ノ木峠方面 針ノ木峠
 
スキーでデブリを越えようとしたが、ちょっと効率が悪いのでアイゼンに切り替えて頑張る。

雲がやってくるサイクルが短くなってきて、ともて頂上までは持ちそうに無かったので行き先を針ノ木峠に変更するも、大量のデブリでまとも滑れそうにない。仕方ないので登山と割り切って頑張ることにする。

しばらくすると雷鳥がやってきた。最近の雷鳥は何だか小さいような感じもするが気のせいだろうか?とりあえず写真を撮ってから急いで針ノ木峠を目指す。

 

 
Aさん 針ノ木小屋 ガス
 
針ノ木小屋から槍が見えると思っていたら予想以上に天気が悪かった。ホワイトアウトになったら困るので急いで下山の準備に取り掛かるが、数分のうちに真っ白になってしまい足元しか見えない。
デブリを避けながら慎重に横滑りで下り始めるが、すぐそこの状況が分からず酔いそうである。

ヘロヘロになりながら扇沢駅に戻ってきたが、楽しかった部分は大沢小屋より下だった。