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笠岳2076m
昨日は万座温泉スキー場から笠岳を見ていたが、週末の天気予報は雪マークが出ていたので2日間連続で快晴になるとは思ってもみなかった。
ちょっとモナカっぽい雪質だったので大雪も期待したが、これだけ天気が良いと山頂からの眺めも期待できそうだ。

午前券とタコチコースの協賛金を支払ってリフトに乗車したが、山はガスってて笠岳に行くか迷う。しばらくゲレンデで遊ぶが、だんだんと天候が回復してきて目の前に素晴らしい景色が広がった。

とっても樹氷が綺麗で、このままゲレンデで遊んいても問題ない。しかし、せっかくのチャンスなので、リフトの係員に行き先を告げて出発する。


武田さんにラッセルを任せて、ゆっくり歩き出す。北アルプスや白根山がバッチリ見えて、笠岳からの展望も期待できそうだ。今回は寒さ対策でヘルメットを被ってきたが、蒸れてメチャメチャ暑い。滑ってる時は暖かくて快適だと思っていたが、サングラスが曇るとは予想もしてなかった。

1時間ほどで峰の茶屋に到着。
以前の記憶は無くなっており、どこに登山道があったのかも忘れてしまった。とりあえず、登れるところまでスキーで行って、そこからツボ足で頂上を目指さなければならない。確か頂上直下に鎖場があったような気もする。


藪が煩くなってきたのでスキーをデポしてラッセルを始める。
予想以上に雪が深くて、雪を踏み固めながら前進するも、急斜面ではストックをクロスさせて体重を分散させないと、せっかく登った斜面をずり落ちそうだ。

頂上に到着すると、志賀高原のスキー場で滑ってる人達も見えて、360度の大パノラマが広がった。しかし、あまりにも寒くて早々に撤退する事にした。


笠岳の斜面を滑り、峰の茶屋に到着。再びシールを装着してタコチコースへ向うが、昔のタコチコースは尾根を歩くようで山田牧場スキー場のホームページにも掲載されていた。

旧観測所を通り過ぎると神池と呼ばれる窪地が現れた。地図には載ってないけど、もしかしたら湿原でもありそうな雰囲気である。
標識を探しながら稜線を進み、なるべく苦労しないルートで台地みたいな場所に到着した。


赤テープに導かれながら歩いてると、目の前に「源平焼き」と呼ばれる場所が見えてきた。ちょっとした台地だが、そのまま下ってしまうとリフト降り場に直行してしまうので、台地の右側から林の中をトラバースするとして、まずは目の前の斜面を滑ってみる。

いきなりアイスバーンが現れ、ちょっとビックリしたが、距離も短かったので転ばずに済んだ。台地からズルズルと横滑りを繰り返し、ちょっとしたオープンバーンを滑って林道に到着。雪質も良かったので滑りやすかったけど、コースとしてはイマイチかも。


だいぶ遅れてタコチコースの入口までやってきた。最終バスの時間は16時30分なので、それまでに山田温泉スキー場へ行かないと帰れなくなってしまう。もう遊ぶ暇は無いので、とっとと進みたかったが、タコチコースは深雪の為に滑走禁止となっている。

タコチコースの前半は雪質も良くて楽しかったが、林道のショートカットが始まるとクロスコースを滑ってるようで、ちっとも楽しくない。カチカチのデコボコなので大勢の人達が滑ったんだろう。


  林道後半は、ひたすら漕いで先に進む。止まる事は無かったけど、最後の登りが効いた。あれが無ければ、また滑ってみたいと思うが、バスを待ってるときに吹雪となったので、追い討ちを掛けるように疲れた。  

ゲレンデトップ(10:54)〜峰の茶屋(12:00)〜笠ヶ岳(13:00)〜峰の茶屋(14:00)〜旧観測所(14:17)〜タコチコース(15:04)〜山田温泉スキー場(15:57)

2006年1月22日

「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平15総使、第244号)」


登山をされる方へ

日帰りで帰ってこれる山登りが中心となっています。
山に登られる方は地元の警察や登山地図を参考に登山計画を立ててください。なお、このサイトはあくまで私が見た現地の様子なので、参考程度に御覧下さい。