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ハクキンカイロ 2005年9月

2003年の夏にアウトドアスポーツ用品店で見つけた怪しげなカイロ。値下げ値下げで価格が980円になっていたので、とりあえず買ってみた。インターネットで調べてみると昔の携帯型カイロで、上司もお世話になったとか。

燃料を入れて触媒部分にライターの火を近づける。燃焼してるか判別不能だが、しばらくすると暖かくなるので、ポケットに入れておけば快適な暖かさを通り越えて持つのが熱いぐらいになる。
本体が温まることによってベンジンの気化を促進し、触媒で完全燃焼させるが、触媒部分がないと1時間程度で燃料が燃え尽きるそうだ。

使い方を間違えなければ25ccで24時間ほど燃焼するらしい。
行動してる時間は使わないとして、1日13ccもあれば暖かいシュラフで寝ることも可能だと思う。
以前、厳冬期の鹿島槍に登った時にシュラフカバーだで寝ていた友人がいたけど、ハクキンカイロを差し出したら次の日から戻ってこなくなった。シュラフ無しで寝てるほうがアホだと思うが、その状態で寝れるのなら天下無敵だろう。

別の使いかとして、アテネから聖火を持ってくるのにハクキンカイロを利用したとメーカーのホームページに記載されている。
http://www.hakukin.co.jp/top/siryoukan/5-2.html

補足
今どきの使い捨てカイロは、鉄と水と炭と塩を混合した黒い粉です。
寒すぎると使い物にならないし、だんだんと温度が下がってくるので、いつまで使えるのかさっぱり分からない。しまいには、冷たいまま背中に張り付いて硬くなってることもある。

 

  メーカーのホームページはこちらを御覧下さい。
http://www.hakukin.co.jp/top/index.html
 

 
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