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佐武流山2191
昨年の5月に白砂山から佐武流山へ行こうと計画してたが、目の前でブロック雪崩が発生して佐武流山への縦走を中止にしたことがあった。今回も連休初日に体調不良で佐武流山を諦めようかと考えていたが、小赤沢温泉や切明温泉に通ってたら、すっかり元気になっていた。

まだ暗いうちからゲートを潜って歩き出した。既に何人か出発してるようだ。月明かりとヘットランプの明かりで林道歩きも怖くない。しばらくすると夜が明けてきた。水墨画に登場しそうな月夜立岩を見ながら淡々と歩いてると1台の車が追い越していった。長岡ナンバーだったが林業関係者なのか?檜俣川へ下る標識の前に車が置いてあるので佐武流山へ行ったのだろうか?


林道から15分ほど下るとロープが張ってある檜俣川へ到着した。水深はそれほどでもないが雨で増水したら渡るのも大変だろう。岩魚も泳いでそうな雰囲気だし、なかなか良さそうな場所である。

物思平を過ぎると木の根がむき出しになった歩きにくい尾根となる。まるで猿になったつもりで木の根を飛び越える。泥で根がツルツルして何かに掴まってないとひっくり返りそうだ。
隣の尾根に猿面峰の挑発的なピークが見える。だが佐武流山は見えないようだ。


登山道の脇に光コケがあった。初めて見る光コケは蛍光ペンで着色したかのように光っている。どうやって光ってるんだろう?


悪沢峰に到着すると苗場山方面が怪しげな雲に覆われてきた。雨の匂いもしてきたので、これから天気も崩れそうだ。見晴らしが良い場所に座って休憩してると、早歩きでやってくる夫婦が現れた。

苗場山方面は平成15年8月24日現在、赤倉山まで開通したと赤いマジックで書かれてあった。登山地図によると、この付近から10分ほど下ると水場があるらしいが、何処にあるのか検討もつかない。
苗場山方面は平成16年9月頃に開通する予定と書かれてあった。

 

  坊主平付近でガスに覆われて雨も降ってきた。山頂からの眺めを期待してたのに、とっても残念である。何も見えない山頂で帰りの時間を計算する。帰りは濡れた木の根に苦戦しそうだ。  

ゲート(4:54)〜檜俣川(6:31)〜物思平(7:16)〜悪沢峰(8:14)〜坊主平(9:12)〜山頂(9:51−10:07)〜坊主平(10:28)〜物思平(11:27)〜檜俣川(11:52)〜ゲート(13:23)

2003年9月15日

「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平15総使、第244号)」


登山をされる方へ

日帰りで帰ってこれる山登りが中心となっています。
山に登られる方は地元の警察や登山地図を参考に登山計画を立ててください。なお、このサイトはあくまで私が見た現地の様子なので、参考程度に御覧下さい。