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焼岳2455m
北アルプスの紅葉が良さそうな場所を探したが、午前中と明日の天気がイマイチだったので、紅葉前線に合わせて焼岳を選んでみた。
 

天気予報を見ながら、午前中の早い時間に山頂へ向っても「ガスで何も見えない」なんて事が無いように、ちょっと遅めに中の湯の登山口にやってきた。

登山口にやってくるので遅すぎて、道路には長い路上駐車が出来上がり、隙間を見つけて歩き出す。最近、百名山に選ばれてる山は何処も大混雑で、焼岳も例外ではなさそうだ。紅葉シーズンなので、上高地に下山してからタクシーで戻ることも考えたが、とりあえず山頂に登って今後のことを考える。


こんなに急登が長かったかな?って思いながら、焼岳が見える位置までやっきた。冬に登った時の印象が強くて、何度も焼岳に登ったような気がしていたが、以前の記憶は曖昧である。
残念なら焼岳はガスって見えないけど、前穂あたりは青空が広がってて紅葉も綺麗だ。ついでに日が差してくれれば最高なのに、ここだけ日が当たらなくて写真を撮るにはイマイチだ。


登っているうちに天気も回復してきて、山頂も見え始めてきた。冬の景色を思い浮かべながら、スキーで滑りに来た時の為にジックリ観察するが、モクモクと出ているガスが異様で怖い。火山口を覗き込むと地獄の入口のような景色が広がり、溶岩が作り出したオブジェもいっぱいある。

山頂には大勢の登山者がいて、風向きによってはガスが流れてくるので、ポックリしないうちに急いで退散。ボロボロ崩れる登山道に気を使いながら、さっさと下山するが、団体さんに挟まれて身動きが出来なくなったしまった。


中の湯で汗を流そうと思っていたが、駐車場がいっぱいだったので白骨温泉に出かけてみる。お勧めの時期は冬だけど、自然が作り出した冠水渓とやらを見たくなり、ふらふら歩いて観光気分。
外来入浴できそうな宿を探すが、ちょっと時間が遅かったので乗鞍まで出かけて白い温泉で汗を流した。

駐車場(8:41)〜分岐(10:49)〜山頂(12:24)〜分岐(14:02)〜駐車場(15:35)

2005年10月9日

「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平15総使、第244号)」


登山をされる方へ

日帰りで帰ってこれる山登りが中心となっています。
山に登られる方は地元の警察や登山地図を参考に登山計画を立ててください。なお、このサイトはあくまで私が見た現地の様子なので、参考程度に御覧下さい。